ベビーケア・行事
お食い初めはいつ?やり方・順番・メニューと鯛の準備
お食い初めは生後100日ごろに行う「食べる真似」の儀式です。時期の目安、一汁三菜のメニューと鯛の準備、歯固めの石、食べさせる順番までを農林水産省・神社本庁・自治体の情報をもとに解説します。
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この記事は一般的な情報提供を目的としており、専門的な医学的助言に代わるものではありません。お子さまについては必ず小児科医にご相談ください。
出典:WHO・CDC・AAP・NHS。推奨は国によって異なります。日本については日本小児科学会をご確認ください。
お食い初めとは
お食い初めは、赤ちゃんが「一生食べるものに困らないように」と願って、まだ食事ができない赤ちゃんに食べさせる真似をする儀式です。農林水産省は「生後100日頃に行う『お食い初め』」について「“一生食べることに困らないように”とお願いをしながら、赤ちゃんに食事を食べるマネをさせる儀式です」と説明しています。神社本庁も、ちょうど100日目に祝うことから「百日(ももか)の祝い」とも呼ばれると紹介しています。
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いつ行う?時期の目安と地域差
目安は生後100日目ですが、地域によって差があります。石川県白山市の紹介では「地方によって日は異なるようですが、ちょうど赤ちゃんの離乳期にあたる、生後100日目か200日目(4カ月〜6カ月)に行うのが一般的のようです」とされています。当サイトの赤ちゃんの行事カレンダーでは100日目・110日目・120日目を目安として計算していますが、これも一例です。
あえて日をのばすほど長生きするという「食いのばし」の考え方が伝わる地域もあります。ちょうど100日目にこだわって家族の予定を無理に合わせる必要はなく、赤ちゃんと家族の体調に合わせて前後に調整して構いません。
メニュー:一汁三菜と鯛の準備
祝い膳の基本は一汁三菜です。農林水産省は「お食い初めのメニューはお赤飯、尾頭付きの鯛、煮物、香の物、汁物の一汁三菜が一般的とされています」と説明しています。白山市の紹介でも、小さく握ったご飯(地域によっては赤飯)、吸い物、尾頭付きの鯛、梅干し、小石をのせた小皿などが一般的な献立として挙げられています。
同じ資料では「祝い膳は男の子は朱塗り(赤)、女の子は黒内朱を使います」といった、地域に残る食器の色分けも紹介されています。鯛は尾頭付きで用意するのが基本とされますが、自宅で丸ごと調理する必要はなく、鮮魚店やスーパー、デパートの祝い膳セットで尾頭付きの鯛を注文する家庭も増えています。
歯固めの石
お膳には「歯固めの石」を添えるのが伝統的な形です。神社本庁は「地域によっては、歯が丈夫であることを祈り、お膳に氏神さまでお借りした小石を一緒に載せ、歯固めの儀を行うところもあります」と説明し、農林水産省も「氏神様の境内で拾った『歯固めの石』を赤ちゃんの歯茎に触れさせて、石のように丈夫な歯が生えるようにとお祈りをします」としています。
石は、お宮参りをした神社で借りられる場合があるほか、河原の小石やお店で購入したものを使う家庭もあります。使い終えたら神社へお返しするのが本来の形とされていますが、難しい場合は感謝を込めて元の場所に戻しても構いません。石そのものを赤ちゃんの口に入れることはなく、箸先を石に触れさせてから歯ぐきに近づけます。
やり方・順番
白山市の解説によると、伝統的な作法は「取り皿に小さく握ったおむすびを取り、ご飯、汁、ご飯、魚、汁の順で3回づつ赤ちゃんの口元につけ、食べさせるまねをします」というものです。最後に、歯固めの石に触れさせた箸を赤ちゃんの歯ぐきに軽く当てる地域もあります。同じ資料は「現在ではしきたりにとらわれず、家庭ごとに献立を考えて祝うケースが増えています」とも述べており、順番や品数を厳密に守らなくても問題ありません。
食べさせる役は「養い親」と呼ばれます。白山市の解説では「祖父など長寿の人にお願いするのがよいでしょう。適当な人がいない場合は父親がやってもかまいません」と紹介されており、男の子には男性が、女の子には女性が務め、赤ちゃんは座らせるか母親が抱いて行うとされています。長寿にあやかるという意味合いですが、絶対の決まりではなく、両親だけで祝う家庭も増えています。
赤ちゃんは実際に食べるの?(食の安全)
お食い初めで赤ちゃんが実際に食べ物を口にすることはありません。農林水産省も神社本庁も、これを「食べる真似(マネ)をさせる儀式」と説明しており、料理を唇や歯ぐきに軽く触れさせるだけです。生後100日前後の赤ちゃんはまだ離乳食を始めていないことも多く、大人と同じ料理をそのまま食べさせたり、はちみつを含む料理を口に入れたりしないよう注意しましょう。
準備するもの
- 祝い膳・食器 — 購入・レンタルどちらでも構いません。地域によって色や意味合いが異なります。
- 尾頭付きの鯛 — 鮮魚店やスーパー、デパートの祝い膳セットで注文できます。
- 赤飯・汁物・煮物・香の物 — 一汁三菜が基本ですが、家庭の献立で代えても構いません。
- 歯固めの石 — お宮参りをした神社で借りる、河原で拾う、店で購入するなどの方法があります。
よくある質問
お食い初めは必ず100日目にしないといけませんか?
いいえ。地域によっては100日目より後、110日目・120日目、あるいは200日目ごろに行うところもあります。あえて日をのばす「食いのばし」という考え方が伝わる地域もあり、家族の都合に合わせて日をずらして構いません。
赤ちゃんに食べさせる役は誰がやりますか?
「養い親」と呼ばれる、参加者の中で最年長かつ赤ちゃんと同性の人が務めるのが伝統的な形とされていますが、決まりではありません。祖父母が参加しない場合は、父親や母親が行っても問題ありません。
歯固めの石はどこで手に入りますか?
お宮参りをした神社で借りられる場合があるほか、河原の小石やお店で購入したものを使う家庭もあります。使い終えたら神社にお返しするのが本来の形とされています。
赤ちゃんは実際にご飯を食べますか?
食べません。料理を唇や歯ぐきに軽く触れさせて「食べる真似」をするだけの儀式です。まだ離乳食を始めていない赤ちゃんでも、実際に食べさせなければ安全に行えます。
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