赤ちゃんの発達

生後13ヶ月の赤ちゃん

生後13ヶ月(1歳1ヶ月)の赤ちゃんの発達完全ガイド。よちよち歩き・指差し・離乳完了期の食事・後追りのピーク・睡眠退行を厚生労働省・日本小児科学会の基準で詳しく解説します。

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監修: Whispie 編集チーム エビデンスに基づく育児リサーチ

公開日:

Whispie

この記事は一般的な情報提供を目的としており、専門的な医学的助言に代わるものではありません。お子さまについては必ず小児科医にご相談ください。

AAP・WHO および日本小児科学会のガイダンスに準拠しています。

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簡単な答え: 生後13ヶ月(1歳1ヶ月)の赤ちゃんの発達完全ガイド。よちよち歩き・指差し・離乳完了期の食事・後追りのピーク・睡眠退行を厚生労働省・日本小児科学会の基準で詳しく解説します。

今月の概要

生後13ヶ月は、赤ちゃんから幼児へのまさに過渡期です。1歳の誕生日を越え、多くの赤ちゃんが伝い歩きから最初の独り歩きへと踏み出しています。意味のある言葉を少しずつ使い始め、欲しいものを指差しで伝え、食べ物・おもちゃ・遊び相手に対して明確な好みを持つようになっています。後追いは最もつらい時期にあたりますが、それはお子さんがあなたをかけがえのない存在だと認識している証拠です。

マイルストーンは範囲であり、締め切りではありません。日本小児科学会・AAPともに、健康な赤ちゃんが発達の節目を迎える時期には大きな個人差があることを強調しています。大切なのは後退のない着実な進歩であり、平均値との照合ではありません。

身体的発達

粗大運動:多くの生後13ヶ月の赤ちゃんは、つかまり立ち・伝い歩き・支えなしで一瞬立てる状態にあります。約半数がすでに独り歩きをしており、残りは14〜18ヶ月の間に歩き始めます——どちらも正常です。最初は足を広く開き両手を上げた「ヨチヨチ歩き」が典型的で、頻繁に転びます。柔らかい素材の床面と時間が必要で、矯正靴は不要です。室内では裸足か足袋ソックスが自然な歩行発達を助けます。

手の発達(微細運動):親指と人差し指でつまむ「ピンサーグラスプ」はすでに確立しています。積み木1〜2個を積む・容器にものを入れたり出したりする・ボードブックのページをめくる(時に1枚ずつ)といった動作ができます。手づかみ食べは上達しており、多くの赤ちゃんが握り持ちでスプーンを試みます——フロアに食べ物が飛び散るのは仕事の証拠です。

床での安全なスペース・伝い歩きのための低い家具・小さな(ただし窒息リスクのない)操作おもちゃ——大きなビーズ・柔らかい積み木・積み重ねカップ・太いクレヨン——が発達を促します。

認知・社会性の発達

物の永続性——物や人が見えなくなっても存在し続けること——は完全に確立しています。だからこそ「いないいないばあ」が依然として面白く、ブランケットの下に隠したおもちゃを探し、別の部屋に行くと呼び続けます。分離不安は生後10〜18ヶ月にピークを迎えるため、13ヶ月は最も強い時期のただ中にいます。

共同注意は成熟しています——あなたが指差した方向を見て、物を持ってきて共有し、何か変なことが起きるとあなたの顔を確認する(「社会的参照」)ようになっています。人見知りは依然として続くことがあり、見知らぬ大人が話しかけると親にしがみついたり顔を隠したりします。これらは健全な愛着のサインであり、反社会的な性格ではありません。

ごっこ遊びが始まりつつあります——おもちゃの電話を耳に当てる・空のコップで飲む真似をする・クマのぬいぐるみにご飯を食べさせる。これらは象徴的思考の初期段階——認知発達の大きな飛躍——のサインです。

言語・コミュニケーション

生後13ヶ月の多くの赤ちゃんは「マンマ」「パパ」以外に意味のある言葉を1〜3語使います——「ワンワン」「ブーブー」「アンパン」「ないない」「いたい」「もっと」など。受容言語(理解)は表出言語(話す)をはるかに上回っており、多くの赤ちゃんが50語以上を理解し「靴を持ってきて」「頂戴」などの簡単な1段階指示に応じます。

言葉と同じくらいジェスチャーが重要です。指差しで要求する・バイバイをする・首を横に振って「いやいや」を表現する・抱っこを求めて両手を上げる——すべてコミュニケーションです。日本小児科学会・AAPは12ヶ月でジェスチャーがないことを語彙の少なさより重要な早期サインとして位置づけています。

言語発達を支える方法:日常を実況中継する(「今リンゴを切っているよ」)、毎日10分以上の読み聞かせをする、手遊び歌を歌う(「おふねがぎっちらこ」「むすんでひらいて」など)、質問してから答えを待つ間を作る。18ヶ月ごろに訪れる語彙爆発は、今あなたとの間で積み重ねている言語のやり取りの上に築かれます。

睡眠

生後13ヶ月の必要睡眠時間は24時間で11〜14時間(日本小児科学会・米国睡眠医学会の推奨)、一般的には夜間10〜12時間+昼寝2回(合計2〜3時間)です。覚醒間隔は3〜4時間が目安です。

参考スケジュール:起床6:30〜7:00→午前の昼寝9:30〜10:30→午後の昼寝13:30〜15:00→就寝19:00〜19:30。1歳前後の睡眠退行が続いている場合、突然の就寝拒否・夜中の覚醒増加・短い昼寝が見られるかもしれません。この退行は分離不安と歩行をはじめとする認知の急成長が重なって起きるもので、スケジュールとルーティンを一貫して維持することが最善の対処です。通常2〜4週間で落ち着きます。

昼寝を1回に減らすのは13ヶ月には早すぎることが多いです。片方の昼寝の拒否が2週間以上続き、夜間の睡眠も十分に守られている場合に初めて1回への移行を検討してください。早すぎる移行は就寝時の癇癪と疲れすぎによる睡眠悪化につながります。

日本では添い寝(川の字)が多くの家庭で続けられている自然なスタイルです。添い寝を続ける場合は、大人用の厚い布団・枕が赤ちゃんの顔を覆わない配置にし、飲酒後・喫煙後・極度の疲弊時は避けましょう。

離乳食(離乳完了期)・授乳

生後13ヶ月は家族とほぼ同じ食事を食べています。厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」では1日3回の食事+補食(おやつ)1〜2回、食形態は「歯茎でつぶせる軟らかさ」が目標とされています。水分はコップまたはストローカップで水を食間に。

何を食べさせるか:鉄分豊富な食材(肉・豆・大豆・豆腐・鉄強化シリアル)、全脂肪乳製品(ヨーグルト・チーズ)、柔らかく切った野菜・果物、穀物(軟飯・パン・うどん)、健康的な脂質(アボカド・薄く塗ったナッツバター)。鉄欠乏性貧血は幼児期の最も一般的な栄養問題です——牛乳を400ml以内に抑え、鉄分豊富な食材にビタミンCを合わせる(ブロッコリー・トマト・パプリカなど)と吸収が高まります。

制限・回避するもの:砂糖の多い食品・過度な食塩・果汁は1歳以降でも1日100ml以内(日本小児科学会)・窒息リスクの食材(ぶどう・プチトマトは4等分縦切り、ナッツ類・ポップコーン・コイン状ウインナーはNG)。

偏食はこの時期に現れ始めるのが発達的に自然です。拒否された食材を無理に食べさせず、プレッシャーなく繰り返し出し続けましょう。受け入れるまでに10〜15回の提示が必要なことが研究で示されています。

遊び

遊びはお子さんの脳発達のメインエンジンです。13ヶ月に最適なおもちゃ・活動:

高価なおもちゃは不要です。木のスプーン・金属のボウル・洗濯ばさみ数個がこの月齢には最高の遊び道具になります。

健康と安全(定期予防接種)

生後13ヶ月の予防接種(厚生労働省スケジュール):12〜15ヶ月の定期接種として、MRワクチン(麻疹・風疹)第1期・水痘ワクチン第1回・ヒブ追加接種・肺炎球菌(PCV)追加接種が対象です。1歳健診でこれらを受けていない場合は13ヶ月がキャッチアップの機会です。インフルエンザワクチンは秋〜冬に毎年推奨(生後6ヶ月以降)。接種後に軽い発熱・機嫌不良が1〜2日続くのは正常反応です。

移動能力向上にともなう安全対策:歩く赤ちゃんは新たな危険を生み出します。

心配事と注意すべき兆候

厚生労働省・日本小児科学会の発達スクリーニング基準に基づき、次のいずれかが生後13ヶ月で見られる場合は小児科医に相談してください:

早期評価は決して早すぎることはありません。懸念があれば早期療育の紹介を求めてください——多くの自治体で無料で受けられ、3歳前に始まるほど効果が高いことが研究で示されています。

ヒント

よくある質問

生後13ヶ月の赤ちゃんの体重・身長の目安は?

WHO成長基準によると、生後13ヶ月の平均体重は男の子で約9.9kg(健康範囲8.0〜12.0kg)、女の子で約9.2kg(健康範囲7.5〜11.5kg)です。平均身長は男の子約76cm・女の子約74cmです。2年目に入ると体重増加のペースは1年目より大幅に緩やかになります。大切なのは一度の数値よりも、母子健康手帳の成長曲線が個人のパーセンタイルに沿って順調に伸びているかどうかです。

生後13ヶ月でまだ歩いていません。大丈夫ですか?

はい、大丈夫です。日本小児科学会・AAPともに独り歩きの正常範囲は生後9〜18ヶ月と定めています。13ヶ月でまだ伝い歩き・数歩のみの赤ちゃんは珍しくなく、正常範囲内です。つかまり立ちができる・両足に均等に体重をかけている・動きに左右差がない、であれば経過観察で問題ありません。立てない・体重がかけられない・動きに明らかな左右差がある場合は1歳健診または次の定期健診で小児科医に相談しましょう。

生後13ヶ月の昼寝は何回が適切ですか?

多くの生後13ヶ月の赤ちゃんは1日2回の昼寝(午前9:30〜10:00ごろ・午後13:00〜14:00ごろ、合計2〜3時間)を必要としています。1回への移行は多くの場合14〜18ヶ月に起きます。昼寝拒否が始まった場合でも、それが1歳前後の睡眠退行の影響による一時的なものか、真の移行サインなのかを見極める必要があります。2週間以上一貫して片方の昼寝を頑なに拒否し、夜間の睡眠も十分に取れている場合に初めて1回への移行を検討してください。

生後13ヶ月に飲ませる牛乳の量は?

日本小児科学会・「授乳・離乳の支援ガイド」に基づき、生後12〜24ヶ月には飲料として普通牛乳(全乳)を1日200〜400mlが目安です。400mlを超えると鉄分の豊富な食材が食べられなくなり、鉄欠乏性貧血のリスクが高まります。母乳はWHO・日本小児科学会ともに2歳以降も母親と赤ちゃんが望む限り継続を推奨しており、固形食と並行しての授乳は問題ありません。

生後13ヶ月の言葉の目安を教えてください。

多くの生後13ヶ月の赤ちゃんは「マンマ」「パパ」以外に1〜3語の明確な言葉を使いますが、個人差は大きいです。受容言語(理解)は表出言語(話す)よりはるかに先行しており、ほとんどの赤ちゃんが「頂戴」「おいで」などの簡単な指示に応じ、名前に反応します。喃語がない・ジェスチャー(指差し・バイバイ)を一切しない・音への反応が乏しい場合は小児科医への相談をお勧めします。

生後13ヶ月の赤ちゃんが急に後追いが激しくなりました。なぜですか?

分離不安は生後10〜18ヶ月にピークを迎えるため、13ヶ月は最も強い時期です。赤ちゃんは物の永続性——あなたが見えなくても存在すること——を理解したうえで、いつ帰ってくるかがまだ予測できないため、本物の不安を感じています。これは健全な愛着のサインです。穏やかで短い「行ってくるね(すぐ帰るよ)」のあいさつ・一貫した保育者・慣れ親しんだ安心グッズが有効です。こっそりいなくなる方法は長期的に不安を悪化させます。

生後13ヶ月でもまだ哺乳瓶を使っています。問題ですか?

日本小児歯科学会・日本小児科学会は1歳半(最長でも2歳)までのコップ移行を推奨しています。特に就寝時に哺乳瓶で牛乳や果汁を与えると虫歯リスクが高まります。昼間の哺乳瓶をストローカップやオープンカップに置き換えることから始め、最後に就寝前の哺乳瓶を卒業するのが無理のない順序です。13ヶ月はまだ卒業の過程にある時期であり、焦る必要はありませんが、毎月少しずつ進めていきましょう。

生後13ヶ月の定期予防接種は何がありますか?

厚生労働省の定期接種スケジュールでは、1歳時に開始した水痘ワクチン第1回・MRワクチン第1期・ヒブ追加接種・肺炎球菌追加接種が12〜15ヶ月の間に行われます。1歳健診でこれらを受けていない場合、13ヶ月がキャッチアップの機会です。インフルエンザワクチンは秋〜冬に毎年推奨(生後6ヶ月以降)。母子手帳の接種欄をかかりつけ小児科で確認してください。

生後13ヶ月にスクリーン(テレビ・スマホ)を見せてもいいですか?

厚生労働省・日本小児科学会・WHO・AAPはいずれも、18ヶ月未満にはビデオ通話(家族との顔の見えるオンライン通話)以外のスクリーンタイムを推奨していません。13ヶ月の学習は実際のやり取り——話す・触る・動く・笑う——を通じて起きます。止むを得ずスクリーンを使う場面(散髪など)では短時間に留め、必ず一緒に見て、眠る1時間前は避けましょう。

生後13ヶ月の発達で小児科医に相談すべきサインは?

厚生労働省・日本小児科学会の発達スクリーニング基準に基づき、次のいずれかが見られる場合は1歳半健診を待たずに相談してください:支えなしで座れない・立てても足に体重がかけられない・喃語も言葉もジェスチャーも一切ない・名前に反応しない・スキルの退行(以前できていたことができなくなった)・インタラクション中に目が合わない。スキルの後退は早急な評価が必要なサインです。

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