用語集 · 睡眠

ウェイクウィンドウとは?赤ちゃんの睡眠スケジュールガイド

定義

赤ちゃんが疲れすぎることなく、睡眠と睡眠の間に快適に起きていられる最適な時間のことです。月齢によって異なり、新生児の45〜60分から、幼児の5〜6時間まで変化します。

起きていられる時間が大切な理由

起きていられる時間は、2つの両極端の間にあるちょうどよいポイントです。一方は起きている時間が短すぎる状態(眠るほど疲れていない赤ちゃんになる)で、もう一方は起きている時間が長すぎる状態(疲れすぎてコルチゾールであふれ、眠るのを激しく嫌がる赤ちゃんになる)です。タイミングを正しく合わせるとは、赤ちゃんの睡眠圧(脳内にアデノシンが蓄積することで生じる、眠ろうとする生物学的な欲求)が、よいお昼寝や就寝を支えるのに十分高く、かつ赤ちゃんが興奮して寝かしつけにくくならないタイミングで、眠りを与えるということです。

起きていられる時間は、特定のねんねトレーニングの考え方を必要としないため、保護者が使える睡眠の道具の中でも最も実践的なもののひとつです。添い寝をする家庭でも、ベビーベッドのみの家庭でも、起きていられる時間を理解することで、赤ちゃんの生理に逆らうのではなく、それに合わせて眠りを与えるタイミングを計れます。

月齢別の起きていられる時間

起きていられる時間は、乳児期から幼児期にかけて着実に長くなります。下の表は一般的な範囲を示しています。これらは目安であって、決まった規則ではないことを覚えておきましょう。赤ちゃんによって個人差があり、発達が早い赤ちゃんやお昼寝の移行期が近い赤ちゃんには、範囲の長いほうが適していることもよくあります。

月齢 起きていられる時間 一般的なお昼寝の回数
0〜4週45〜60分4〜6回
1〜2ヶ月60〜90分4〜5回
3〜4ヶ月75〜120分3〜4回
5〜6ヶ月2〜2.5時間3回
7〜9ヶ月2.5〜3.5時間2〜3回
10〜12ヶ月3〜4時間2回
12〜18ヶ月4〜5時間1〜2回
18ヶ月〜2歳5〜6時間1回

補足:就寝前の最後の起きていられる時間は、その日のうちで最も長くなることが多いです。多くの睡眠コンサルタントは、就寝時に十分な睡眠圧を確保するために、最後の起きていられる時間を、それより前の時間より20〜30分長く延ばすことを勧めています。

起きていられる時間が終わるサイン

赤ちゃんは、予測しやすい順序で現れる合図を通じて眠気を伝えます。赤ちゃんが疲れすぎる状態に傾く前に、早い段階の合図を見分けられるようになることが、スムーズなお昼寝への移行の鍵です。

早い段階の合図が見えたら、すぐに寝かしつけのルーティンを始めましょう。すでにぐずりや急なハイテンションの段階に達している場合は、時間を過ぎてしまっている可能性が高く、寝かしつけはより難しくなります。「もっとはっきりした」眠気のサインを待つよりも、早めに切り上げるほうがほぼ常に良い結果につながります。

よくある質問

起きていられる時間が長すぎるとどうなりますか?

赤ちゃんが最適な起きていられる時間を過ぎて起きていると、疲れすぎた状態になります。疲れすぎた赤ちゃんは、覚醒を保とうとしてコルチゾールやアドレナリンを多く分泌し、その結果、矛盾するようですが、かえって寝つきにくく眠りも続きにくくなります。疲れすぎた赤ちゃんは就寝時に眠るのを嫌がり、お昼寝が短くなり、夜中に頻繁に目を覚ますことが多く、保護者が期待するのとは逆の結果になります。

月齢別の起きていられる時間はどのくらいですか?

起きていられる時間は生後2年間で急速に変化します。おおよその目安は次のとおりです。新生児(0〜4週):45〜60分。1〜2ヶ月:60〜90分。3〜4ヶ月:75〜120分。5〜6ヶ月:2〜2.5時間。7〜9ヶ月:2.5〜3.5時間。10〜12ヶ月:3〜4時間。12〜18ヶ月:4〜5時間。18ヶ月〜2歳:5〜6時間。これらは範囲であって、厳格な決まりではありません。赤ちゃんはそれぞれ違います。

赤ちゃんの起きていられる時間が終わるサインは何ですか?

よく見られるサインには、あくび(多くの場合、最も早い合図のひとつ)、目をこする、耳を引っぱる、ぼんやりと見つめる、おもちゃや周囲への興味を失う、甘えやぐずりが増える、動きが鈍くなる、などがあります。完全にぐずり出してからではなく、最初のあくびのタイミングでお昼寝のルーティンを始めることを目指しましょう。ぐずってからでは、すでに時間を過ぎてしまっているということです。

起きていられる時間とお昼寝スケジュールは同じですか?

少し違います。お昼寝スケジュールは時計の時刻で決めた計画(例:午前9時と午後1時にお昼寝)です。起きていられる時間は月齢に合った起きている長さで、赤ちゃんが最後に目覚めた時刻をもとに、いつお昼寝をすべきかを計算するために使います。起きていられる時間はより柔軟で、毎朝の実際の起床時刻に合わせて調整できるため、厳格なスケジュールよりも赤ちゃんに寄り添ったものになります。

お昼寝の移行期に、起きていられる時間はどう変わりますか?

それぞれのお昼寝の移行(4回から3回、3回から2回、2回から1回、1回から0回)では、起きていられる時間を延ばしていきます。2回から1回への移行の前には、赤ちゃんは通常3.5〜4時間の起きていられる時間を必要とします。1回に減ったあとは、5〜6時間へと一気に延びます。移行は通常2〜6週間かけて少しずつ進み、その間は起きていられる時間が日によってばらつくことがあります。

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