乳児健診はいつ?1ヶ月健診・3〜4ヶ月健診の内容と持ち物

1ヶ月健診と3〜4ヶ月健診の時期、体重や首のすわりなどの診察内容、母子健康手帳など持ち物、健診で相談したいことを、母子保健法とこども家庭庁の資料をもとにまとめました。

かんたんな答え: 1ヶ月健診は、標準的には生後28日から6週になる前(生後41日ごろまで)に、産院などの医療機関で受けます(こども家庭庁)。3〜4ヶ月健診は、市区町村が実施するもので、時期や名称は自治体で違います。どちらも結果は母子健康手帳に記録されるので、毎回持っていきます。
監修: Whispie 編集チーム エビデンスに基づく育児リサーチ

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この記事は一般的な情報提供を目的としており、専門的な医学的助言に代わるものではありません。お子さまについては必ず小児科医にご相談ください。

出典:WHO・CDC・AAP・NHS。推奨は国によって異なります。日本については日本小児科学会をご確認ください。

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赤ちゃんの健診は、成長を確かめるだけでなく、育児の困りごとを相談できる機会でもあります(母子健康手帳情報支援サイト)。生年月日からの目安の日付は乳幼児健診スケジュール計算ツールで確認できます。

健診のしくみ:どれが義務で、どれが自治体の判断か

このほか、生後4か月までの赤ちゃんがいる家庭を訪問して育児の相談にのる「乳児家庭全戸訪問事業(こんにちは赤ちゃん事業)」や、新生児訪問指導もあります(1か月児健康診査マニュアル)。

1ヶ月健診:いつ・何をする?

時期

1か月児健診の対象は、標準的には出生後27日を超え、生後6週に達しない乳児です(こども家庭庁のマニュアル)。出生日を0日として、生後28日から41日ごろにあたります。

確認される項目

診察では、皮膚、頭、顔、目、胸、おなか、手足、体の動き、股関節の開き(脚の開きにくさ)などを順番に見ます。母子健康手帳についている便色カードで、うんちの色も確認します。

体重の見方

1か月健診では、出生時からではなく、産院を退院したときの体重からの増え方を見ます。退院後の体重増加は1日25g以上が望ましいとされています(1か月児健康診査マニュアル)。体重は全裸で測り、授乳の直後の計測は避けるとされています。授乳量や体重の見方はミルクは足りてる?の記事に書いています。

持ち物と服装

健診で相談したいこと

マニュアルには、保護者から寄せられる質問として、湿疹、あざ、おむつかぶれ、目やに、鼻づまり、ゼイゼイする、しゃっくり、げっぷ、よく吐く、おへそ、便の色や出づらさ、向き癖、泣き、お風呂などが挙がっています。聞きたいことは、前日までにメモしておくと、診察の場で忘れずにすみます。

3〜4ヶ月健診:いつ・何をする?

時期と受け方

3〜4か月児健診は、市区町村が実施しているもので、時期や名称は自治体によって違います。市区町村から案内が届く場合は、日程と会場を確認してください。例として横浜市は、4か月児健康診査を実施しています。問診票はお知らせに同封され、持ち物は問診票、母子健康手帳、筆記用具、バスタオルです(市の案内)。

何をするか

こども家庭庁の母子健康手帳情報支援サイトによると、3〜4か月児健診では、身体測定(身長・体重・頭囲)、精神運動発達の確認、皮膚や性器などに体の異常や病気がないか、頭や顔、手足などに先天性の異常がないかなどを確認します。チェックする内容の例として、次の項目が挙げられています。

横浜市の案内では、首のすわりやしっかり見る力、発育の状況、股関節の開きなどを診察し、離乳食、子育て、むし歯予防のポイントについて話があります。

首すわりの見方

国立成育医療研究センターの診察マニュアルは、3〜4か月を、首のすわり(頚定)、手の協調運動、追視などの機能を獲得する時期としています。首のすわりは、両手をもって引き起こしたとき、頭と体が一緒に動いてついてくるかで確認します。まだ未完了でも、3か月から4か月前半であれば約1か月後に経過を確かめるとされています。4か月後半の場合や、姿勢や運動にはっきりした異常がある場合に、医療機関の受診をすすめます。

聞こえについて

同じマニュアルによると、そばから観察できる反応は、生後4か月前後に一時的に鈍くなり、「聞こえていない」ように見えることがあります。このため、この時期に聞こえの不安を訴える保護者は多いとされています。気になるときは、健診で遠慮なく伝えましょう。新生児聴覚検査を受けたか、結果はどうだったかも確認されます。

相談したいこと

寝かせ方や向き癖、湿疹、離乳食の始め方、予防接種の進み具合などを、前もってメモしておくと相談しやすくなります。成長曲線の見方は成長曲線のページ、予防接種の予定は予防接種スケジュール計算ツールで確認できます。

その先の健診

9〜10か月児健診を実施する自治体もあります。母子保健法で義務づけられている1歳6か月児健診と3歳児健診は、市町村が実施します。健診の時期を逃した場合は、お住まいの市区町村の窓口に相談し、できるだけ早く予定を組み直しましょう。

よくある質問

1ヶ月健診はいつ受けますか?

こども家庭庁の1か月児健康診査マニュアルは、対象を標準的には出生後27日を超え、生後6週に達しない乳児としています。出生日を0日とすると、生後28日から41日ごろです。産院や小児科などの医療機関で受ける個別健診が中心で、受け方や予約の要否は医療機関によって違うので、退院時に案内を確認しておくと安心です。

1ヶ月健診では何をしますか?

身長、体重、頭囲を測り、全身の診察をします。授乳の状況や、ミルク・母乳の飲み方も聞かれます。マニュアルが示す項目は、身体発育状況、栄養状態、病気や異常の有無、新生児聴覚検査と先天性代謝異常等検査の実施状況の確認、ビタミンK2投与の実施状況の確認、育児上の困りごとの6つです。

1ヶ月健診の持ち物と服装は?

持ち物は、産院や医療機関から案内される内容に従ってください。国のマニュアルによると、問診票を記入し、測定値は母子健康手帳に記載されます。体重は全裸で測り、診察では着衣を外して全身を見るとされているため、脱ぎ着しやすい服が合わせやすいと考えられます。服装そのものに国の決まりはありません。

3ヶ月健診(3〜4ヶ月児健診)はいつですか?

3〜4か月児健診は母子保健法で市町村に義務づけられたものではなく、自治体によって実施されています(母子健康手帳情報支援サイト)。名称も、3〜4か月児健診、4か月児健診など自治体で違います。例として横浜市は4か月児健康診査を実施し、問診票をお知らせに同封しています。お住まいの市区町村の案内を確認してください。

3ヶ月健診で首がすわっていないと言われたら?

国立成育医療研究センターの診察マニュアルは、首のすわりを、赤ちゃんの両手をもって引き起こして確認するとしています。首のすわりが未完了の場合、3か月から4か月前半であれば、約1か月後に経過を確かめるとされています。4か月後半の場合や、姿勢や運動にはっきりした異常があるときは、医療機関の受診をすすめるとされています。

出典: 母子保健法(昭和40年法律第141号) · こども家庭庁 母子健康手帳情報支援サイト – 乳幼児健診について · こども家庭庁 – 1か月児健康診査マニュアル(令和6年度) · 国立成育医療研究センター – 改訂版 乳幼児健康診査 身体診察マニュアル · 横浜市 – 4か月児健康診査(自治体の例) · 東京都江東区 – 1か月児健康診査受診費助成について(自治体の例)

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